【ウイルスメール,SPAMメールについて】

インターネットの利用者拡大と大衆化に伴い,ウイルスメールや SPAMメールと言った,好ましくない電子メール(迷惑メール)が インターネット上に氾濫しています.これらの迷惑メールは インターネット全体の問題であると共に,個人個人の問題でもあります. すなわちユーザー1人1人がPC等のメール端末の日頃のアップデートを しっかり行い,メーラレベルで迷惑メールを廃棄することによって, 防ぐことのできる問題です. これがインターネット利用者が心掛けねばならない最低限の姿勢だと考えます.

同様に本学ネットワーク組織としても,可能な範囲で迷惑メールに対して 必要な対策を行っています.例えば本学ドメインに関わる全ての SMTPサーバでは,ウイルスチェックとウイルスの削除を行っております. 事務系の固定端末については,クライアントレベルでのウイルスチェックの ソフトウェアの導入を義務付けています.また学生や教員に対しても, 各自のクライアントを自分自身で管理するよう,教育・指導しております.

しかし一方,昨今の迷惑メールはヘッダ記述を粉飾するものまで現れ, ウイルスの発信源をヘッダ情報だけから特定することは事実上, 不可能な状況となっております.それにも関わらず,ヘッダ内に本学と 関連したドメイン等が存在すると,それを元に本学に対して 苦情や忠告のメールを寄せる方がおります. 本学のネットワーク管理は教員がボランティアで行っており,こうした ウイルス忠告メールも我々にとっては教育研究を妨げるSPAMに他なりません. 裏を返せばウイルスメールは苦情メール(SPAM)という副作用を起こしています. これでは(混乱を喜ぶ)ウイルス製作者の思う壺です.

メールヘッダの偽装が蔓延る中,個々の組織に対する忠告や苦情は慎み, 各組織のペースに合わせた個別の対処に委ねたら如何でしょうか? (本学ネットワーク管理者も可能な限り,迷惑メールの撲滅に努力して おります.)そしてインターネットの基本精神"Do it yourself!"に立ち返り, ご自身のクライアントの保全に専念されたら如何でしょうか? そのような個々人の姿勢が,最終的には迷惑メールをインターネットから 削減させる大きな力となると考えております.


東京薬科大学 情報教育研究センター